オーストラリアの豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)は、オーストラリアおよびニュージーランドにおける持続可能な航空燃料産業の開発・商品化を促進させることを目的とした検討プロジェクト「持続可能な航空燃料ロードマップ(Sustainable Aviation Fuels Road Map)」について伝えた。
ニュージーランド航空、カンタス航空などの航空会社をはじめ、科学技術分野、政府関連、NGOなど多岐にわたる参加者とともに進めるこのプロジェクトは、バイオジェット燃料の生産にかかわる問題点や、機会、影響などを検討する。航空部門は世界の温室効果ガス排出量の2%を占めており、クリーンなジェット燃料は、長期的な燃料確保と同時に排出量削減をもたらす。
プロジェクトのリーダーであるCSIROのポール・グレアム(Paul Graham)氏は、「オーストラリア地域における環境や社会構成に悪影響を及ぼすことなく、かつ、コスト効率の高いバイオジェット燃料を生産できるか否かがポイントになる」と述べ、「十分な議論を重ねたうえで、航空燃料の将来に向けたシナリオを描く」としている。

