英国エネルギー研究センターは、食料生産を損ねずに、世界のエネルギーの1/5までをバイオマス(植物)によって供給できることを示唆する新報告を発表した。
この報告書は世界の90以上の研究をレビューしたもので、エネルギー分野における主要な論争に取り組んでいるUKERCの技術・政策評価機構)により作成された。
「バイオマスが将来のエネルギーシステムにおいて果たす役割」についての論争はもつれ続けており、地球の燃料として将来主要な役割を果たし得るという人もいれば、環境災害の危険があると主張する人もいるとのこと。
報告書によると科学者の意見が一致しない主な理由は、人口、食生活、土地利用に関する推測が異なるため。特に「食料とエネルギー作物の生産性向上が、どれくらい速く生じ得るのか」は、主要な論争の元になっている。
「農業廃棄物、エネルギー作物、廃棄物を私たちが最大限活用した場合、現在の世界のエネルギー供給量の1/5をバイオマスから得るというのは、無理のない望みだ」とこの報告書している。