以下 朝日新聞より
大崎市古川狐塚の有限会社「千田清掃」で6日、回収したてんぷら油などでバイオディーゼル燃料(BDF)を製造する新プラントの完工式が開かれた。同社生産のBDFは3倍に増えるうえ、県内初の軽油混合プラントとなり、認可を得て一般に販売も始める。
新プラントの完成に伴い大崎市は、市全域での廃食油回収態勢を来年度に整備する方針。市が一昨年春に公表したバイオマスタウン構想の「菜の花・ひまわりプロジェクト」が本格的に動き出す。
給油施設も設けた新プラントは4月に稼働、BDFを1日最大600リットル製造する。半分を同社の車や市有車の燃料にあて、残りを軽油95%、BDF5%の「B5」に精製して売る方針。地元の地域協議会が応募した農水省のバイオ燃料地域利活用モデル事業に採択され、総工費約9千万円の半分は補助金を受けた。
BDF利用によって、化石燃料に頼ることなく、お金をかけて廃棄処分してきた廃食油の再利用もできる。式典で千田信良社長は「循環型社会の実現に向けて一歩踏み出せた。次世代につなぐ事業の拡大に向けてがんばる」とあいさつした。
市は昨年から、BDF製造用に給食センターや古川地区の一部で市民から廃食油を回収していた。今後は、回収場所を市全域の総合支所や公民館に広げる。







