新日本石油は植物由来の環境配慮型の燃料である「バイオガソリン」の生産を拡大する。2010年度中に西日本の3つの製油所で新たに生産を始めることで、同社製ガソリンの過半がバイオ型になる見通し。
植物由来の原料を混ぜたバイオガソリンは従来型ガソリンに比べ二酸化炭素(CO2)排出量を減らしたとみなされる。取り扱うガソリンスタンドも全国で約2000店に倍増。国内のガソリン販売が長期低迷する中、環境負荷の低さを打ち出し需要をてこ入れする。
自動車の動力源を巡っては電気などとの競争が激化する見通しで、石油業界はガソリンのバイオ型への切り替えを急いでいる。最大手の新日石が主導する形で生産・販売が拡大することで、10年度には車の走行時のCO2排出量を従来型ガソリンの場合に比べ50万トン削減できる見込みだ。







