国内外の環境技術が集まる「川崎国際環境技術展2010」最終日の5日、バイオディーゼル燃料(BDF)車で世界一周したフォトジャーナリスト、山田周生さんが会場のとどろきアリーナ(同市中原区)で講演した。世界各地で失われる自然の様子や環境への取り組みに、参加者は熱心に聞き入っていた。
山田さんは仕事で世界を巡るうち、「環境破壊の様子を見て(環境に優しい)バイオディーゼル車に興味を持った」。天ぷら油などの廃用油を精製する機器を自ら作製し、車に搭載。2007年12月から約1年をかけ、行く先々で廃用油を分けてもらいながら約4万8千キロを走破した。
講演では、自宅でバイオディーゼル燃料(BDF)を精製する米国の家庭や、公用車すべてにBDFを用いるポルトガルの町の様子のほか、「砂漠に漁船が点在していた」と環境破壊で急速に湖域が縮小したとされるアラル海の現状を紹介した。









