欧州連合(EU)は今月末にも国連に示す温暖化ガス削減の中期目標について、2020年までに1990年比で20~30%という削減幅を堅持する方針を決めた。
16日にセビリアで開いた環境相会合で加盟国が一致した。
条件付きで削減幅を最大30%に引き上げる数値目標を改めて提示し、米国などに数値目標の上積みを迫る。
EU議長国スペインのリベラ気候変動担当相は会合後の記者会見で「(加盟国は)全会一致で20~30%削減の目標で合意した」と表明した。
米国や中国などは温暖化ガス削減に消極的だが、EUは従来の目標を修正せず、最大30%削減のままで国連に示す構えだ。
EUの中期目標はまず独自に90年比で20%削減し、他の先進国が同等の努力をすることを条件に削減幅を30%に引き上げる二段構え。
米国の中期目標は05年比17%の削減にとどまっており、EUが現時点で30%削減まで目標を引き上げる環境は整っていない。







