(2)BDFを試薬入りの小瓶に入れて、数秒振ります。
※テストするにあたり試薬液が20〜30度程度でないと正しい結果がでませんのでご注意ください。
※外気温が低いときは、試薬液が20度以下になっていることがあります。この場合、容器ごと手で握り体温で温め、付属の温度計で計温し確認してください。外気温が高い時は、試薬液が30度以上になっていることがあります。この場合、容器の上から冷水で冷やし、付属の温度計で計温し適温を確認してください。
理論
本キットではバイオディーゼルを試薬液に投入しますと、未変換物質(不純物)のトリグリセリド、モノグリセリド、ジグリセリドがあると沈澱物として確認できます。したがって、きちんとメチルエステル化されているバイオディーゼル燃料であれば試薬液に溶け込み沈殿物がみえません。
検証
沈殿物が見られなかった(4)のBDFをガスクロマトグラフ法(EN14105準拠)にて分析すると以下の結果となりました。
メチルエステル 98.9%
モノグリセリド 1.1%
沈殿物が多く見られた(6)のBDFをガスクロマトグラフ法(EN14105準拠)にて分析すると以下の結果となりました。BDFとしては反応率が低く、使用に堪えられないものであることがわかります。
メチルエステル 93.3%
モノグリセリド 1.6%
ジグリセリド 0.8%
トリグリセリド 4.3%

このような品質結果が続く場合には、精製工程上に問題があると考えられますのでお気軽に一度ご相談下さい。
バイオディーゼル燃料(BDF)品質測定キット 利用者の声
神奈川県大和市 社会就労センター ふきのとう舎 様
弊社では、3年前より(バイオマスさんとは違うメーカーの精製装置ですが・・・)バイオディーゼル燃料の製造を手掛けています。試行錯誤の連続で、色々と製造してきましたが、実際にどのレベルの品質のBDFが出来ていたのか疑問でした。ディーゼルエンジンは強いので少々粗悪なBDFを入れても直ぐに不具合が起こりません。しかしながら、粗悪なBDFを使い続けていると大変なことになります。事実、以前に車のエンジンが壊れてしまった事もありました。
今では紹介頂いたメチルエステル化率測定キットを利用し、測定しているので安心して車に使用しています。しかもとても簡単にチェックが出来るので、重宝しております。
またバイオマスさんと知り合って、AVチェッカーを使っての適切な前処理などをご提案頂き、安定して製造できるようになりました。ありがとうございました。